- トップ >
- ワークステーション(WS)システム >
- メールサービス >
メールサーバでのスパムメール対策
概要
- SPAMメイル対策には様々な方法がありますが、 メイルをSPAMかどうか判定することが完全に行うことが難しいため、 必要なメイルを無くしてしまうことを避けるために、サーバで削除してしまうことは行いません
- しかしながら、近年SPAMメイルの大量着信によりメイルサーバが過負荷となって、 必要なメイルが届きにくくなるなどの影響が発生しております
- このため、 信濃町ITC ではメイルサーバでのSPAMメイルの受信拒否とSPAM判定の実施を行い、 メイル利用者個人のPCでの対応により対策を行うことにしております
- 信濃町ITC では、WSシステムのメイルサーバにおいて、サーバへの着信拒否設定によるSPAMメイル対策を開始しました
- 2006年 2月20日 (月) から、同年 3月末日まで信濃町ITC ・WSシステムメイルサーバにおいて、RBL(Real-Time Blackhole List) を利用したSPAMメイル受信拒否を試験的に実施しております
なお、問題なければ2006年4月からそのまま本運用に移行予定です - なお、メイルサーバでのウィルス駆除対応のため、 メイル 1通あたりの最大容量を200MB(2007年9月15日(土)までは20MB)までとさせていただいております
RBL(Real-Time Blackhole List)利用によるSPAMメイル対策について
- 信濃町ITC では、RBLを利用したSPAMメイル対策を、2006年2月20日(月)から実施しております
- RBL は、SPAMメイル送信元一覧を持つサーバにより、 問い合わせに対してその送信元がSPAMの送信元かどうかを返答するサービスです
- メイルサーバがメイルを受信する際に、 そのメイルの送信元がSPAMメイル送信ホストかどうかをRBLサーバに問い合わせ、 SPAMメイル送信ホストの場合は受信を拒否します
- 国内外の様々なグループや企業が RBLサービスを行っておりますが、 サービス元によっては健全な送信元をSPAM送信元として登録してあったり、 SPAM送信元を登録する対応が遅かったりする場合があります
- また、RBL サービスを行っているサーバの能力が低かったり、 サーバまでのネットワークが細い場合は実質的にサービスが受けられないこともあります
- 信濃町ITC では、ウィルス駆除ソフト開発販売として知られている、 トレンドマイクロ社のRBL サービスを利用しております
- サーバのRBL対応機能によりメイル受信が拒否された場合は、 通常メイル送信者に「blocked using Trend Micro RBL+.」のヘッダ部のついたメイルが返されます
- RBLに登録されたホストは、 慶応義塾信濃町ITC・WSシステムのメイルサーバだけでなく、 同サービスを利用している他のメイルサーバでも同様にメイルの受信が拒否されます
- RBLに登録されてしまったホスト情報をを削除したい場合は、 直接トレンドマイクロ社にお問い合わせください
2005年末から大量に送られている、qsv 型と呼ばれるSPAMメイル対策
- 一般的に qsvと呼ばれるSPAMメイルが2005年末から大量に届き、 メイルサーバが高負荷な状態となりました
- この型のSPAMメイルは、「info@mail.*****.com」 (*****任意の文字列) のアドレスから来るように装ってあるものです
- 信濃町ITC では、「info@mail.*****.com」 から来るもののうち、明 らかにSPAMメイルの送り元となっているアドレスについて、2006年 1月中旬よりサーバでの受信拒否を行っております
- この設定により、サーバが受信拒否した場合は、送信側(送信側サーバ、 PCなど)がメイルの送信者に対して、通常はその旨のメイルを送信 (返す) する設定となっており、拒否されたことが送信者に判るよ うになっております
- 万一、健全なメイル送り元について、受信拒否を行っていることがありましたら、 設定を解除しますので信濃町ITC ヘルプデスクまでご連絡下さい
メイルサーバでのメイル判定(2007年9月15日(土)より)
- 2007年 9月15日(土)より、 ギデオン社のアンチウィルス・アンチスパム Plus ソフトウェアにより、 サーバでのSPAMメイル判定実施しました。
詳しくは以下のとおりです。
- サーバに着信(送信時含む)したメイルを、ソフトウェアが検索しSPAMかどうか判定します
- 判定は、送信元アドレス、Subject、メール本文などにより総合的に判定します
- SPAMと判定された場合は、メイルのヘッダ(本文より上の部分(通常は表示されない場合が多い))に、 「X-Spam-Status: SPAM」行が加えられます(この他にも何行か付加されます)
- ヘッダに「X-Spam-Status: SPAM」行があるメールは、SPAMである疑いが高いため、 PC等のメール受信時にこのメールを削除すればSPAMメールを排除できます
- SPAM判定は、SPAMの疑いが高い場合になされますが、完全(100%)ではありません
- メイルの削除はご自身の責任で行ってください
- メイルサーバから削除されたメールを復活させることはできません
メイル受信者のPCでのSPAMメイル対策 設定方法
- メイルサーバでのSPAM対策は、 現存するいずれの方法も全てのSPAMメイルに対して完全に有効なものではありません
- SPAM対応について、お分かりにならないことがある場合は、ヘルプデスクまでご連絡ください。
最終更新日: 2011年6月16日
内容はここまでです。